Webサイト制作の現場でよく使われる基本的なワードの意味 | ソーイ株式会社 | 新宿のWeb制作会社
新宿のWeb制作会社|ソーイ
ホームページ制作
ランディングページ制作

Webサイト制作の現場でよく使われる基本的なワードの意味

基本的なワードの意味を知っておけば、制作会社との打ち合わせもスムーズに話が進むだろう。
もっとも、制作会社は専門用語を使うべきではないのだが。
 

HTMLとCSS

HTMLとは、Webサイトをインターネット上で表示するためのマークアップ言語である。人が資料を読む時に見出しや段落、それが強調文であることなどは見ればわかるが、コンピューターにはコンピューターに理解できるような書き方をしないといけない。
 
HTMLにはそういった記述のルールがあり、適切なHTMLを書いていくことで、コンピューターがそのWebサイトの構造や何を言おうとしているのかをより理解できるようになる。
 
一方、CSSとは、人の目にどのように見せるかのルールを決める言語だ。HTMLで記述することでコンピューターはその文章のどこが見出しで、どこが段落で、何が重要なことなのかを理解できるが、逆にHTMLだけでは人間の目にはただの情報の羅列である。CSSファイルを作成、読み込ませることで、ページにデザインが加わり、見出しや段落、強調文などを人が見てわかるようになる。
 

コーディング

コーディングとは技術者がコードを書いていくことをいう。具体的にはHTMLやCSSを書いていくことだ。
Webサイト制作はデザインが終わったら、デザインしたものをブラウザで見ることができように、技術者がコーディングをしていく。大雑把にいうとWEB制作というのは、企画+デザイン+コーディング、そして公開という流れになる。
 

SEO

Search Engine Optimization の略で検索エンジン最適化という。これはとあるワードでユーザーが検索をしたときに、そのワードで上位表示させるために最適化することを指す。SEO対策は長い目で見る必要があり、成果が出るまでに3〜6ヶ月を要する。また、SEOは適切なマークアップの技術に加えて、良質なコンテンツをWebサイトに蓄積することが必要である。
 
つまり、制作の段階でSEO対策を施された(適切にマークアップされた)Webサイトになっていること、良質なコンテンツを配信し続けることで大きな成果を生み出す。
 
多くの企業がSEOに苦戦するのは、良質なコンテンツづくりとその継続的な配信が難しいことによるだろう。
 

Googleアナリティクス

一番有名なアクセス解析ツールだ。かなり細かいところまで解析することができ、WEBサイトの課題解決に重宝されるツールである。ただ、Googleアナリティクスの必要性を理解できておらず、使い方を間違っている人も多いので、こちらを参考にされたい。

Googleアナリティクスの必要性

 

UI

ユーザーインターフェース(User Interface)の略で、使い勝手を指す言葉である。
例えばコンテンツの配置やメニューバーの配置などをユーザビリティを考慮して設計することをUI設計という。
 

UX

ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略で、ユーザーがそのサイトで体験できるものを指す言葉である。
例えばプロダクトを販売するサイトにおけるUX設計とは、いかにそのプロダクトが優れたものであるかを直感的に感じることができるような設計を指す。UX設計に優れたサイトは、臨場感あふれるデザインや多様な動きをつかったサイトが多くある。
 

EFO

Entry Form Optimizationの略で、エントリーフォーム最適化という。申込ページなどにおいてフォームの入力項目を必要最低限に絞り込むなど、途中で離脱する人を減らす施策である。
ちなみにECサイトであれば購入ボタンの配置を変えるだけでも、購入率が変わることがある。ただ、この辺は小手先のテクニックともいえるため、実際は商品訴求を見直すところがWEBで成約率を向上させるための本質的な改善策であることに変わりはない。
 

PV

ページビューの略で、どれだけのページが閲覧されたかを指す言葉である。訪問者数とは別だ。月間に訪問者が1,000人いて、それぞれが5ページずつ遷移すれば、5,000PV/月となる。
 

UU

ユニークユーザーの略で、言葉の定義によるが、イコール訪問者数と考えていただいて問題はない。上記PVの例でいうと1,000UU/月となる。
 

回遊性

1人のユーザーがどれだけサイト内のページを遷移しているかの性質を指した言葉である。上記PVの例でいうと5ページ/人であるから回遊性が高いなどと表現する。
 
回遊性はWebサイトの属性によってその平均値が大きく異る。ブログの場合は、一般的に回遊率が低く1.3ページ/人ぐらいだと言われる。なぜなら多くのブログは、たまたま検索ワードにひっかかって表示されるのであって、1記事読めば、ユーザーが知りたかったことが解決されるからである。
 
ホームページは回遊率がブログよりも多いのが一般的で4〜5ページ/人程度まで伸びることもある。
 
 

カスタマージャーニーマップ

これは概念として知っておくと役に立つだろう。よくマーケティング用語でAIDMAだったりAISASという言葉が使われる。これは人の消費活動における一連の流れをモデル化したものだ。
 
ただ時代も変わってきて、近年WEB業界ではカスタマージャーニーマップというものが主流になってきた。これはスマホや身の回りのテクノロジーの進化により、人の行動も多様化してきたことで、単純にAIDMAやAISASのようなモデルを購買フローとして考えるのでは不十分だという考えに基づく。
カスタマージャーニーマップとは消費活動の一連の流れに、人の感情やどこで何をしているのかなどの環境・状況を組み込んだ新しいモデルである。
 
このカスタマージャーニーマップでは、PCで情報を取得しているのか、スマホで取得しているのか、はたまたテレビで取得しているのかなど、様々なチャンネルやその状況ごとにわけて分析することで、より現代人の行動に沿った形で課題を突き詰め、戦略を練ることができる。
 
以上、このページは必要に応じて随時更新していきたい。