ヒアリング
ご相談初期段階では、お客様によって課題や要望の整理度合いはかなりばらつきがあります。
最初からかなり細かく要望をリストアップいただくこともあれば、とりあえず制作目的だけは決まっていて具体的な要望がないケースもあります。
どちらのケースでも問題はありません。少なくとも一度はゼロベースで弊社にて設計を考えますので、お客様にてご検討された内容に対して別角度から異なる提案をさせていただくことも多くあります。
ただ制作目的や解決したい課題など、何のためのホームページ制作なのかは最低限、初回ヒアリング時点で必要です。
また、お客様からヒアリングする情報は、今後の設計において大変重要なものになりますので、できるだけ関係者の方にはご協力いただきます。例えば、営業の方が重要な情報を持っていたりすることもあります。
弊社ではヒアリング時に、御社のビジネスモデルの詳細、ターゲット、ブランディングの方向性、今後の将来像など、経営的な視点からも様々なヒアリングをさせていただきます。
調査
ヒアリング結果をもとに、競合他社や類似業種のホームページを徹底的に調査します。この過程で新たなアイデアやヒントを得ることもありますが、それを単純に取り入れるのではなく、深く考察することが重要だと考えています。
なぜその企業がそのようなコンテンツを作成しているのか、本当にお客様のホームページにその要素が必要なのかを見極めた上で、アイデアを一旦抽象化しています。そして、それをお客様のコンセプトや目的に沿う形で再構築することこそ、調査を通して価値あるコンテンツを生み出すための重要なプロセスだと考えています。
要件定義
要件定義では、全体のページ構成や各ページ内に配置するおおよそのコンテンツ、CMSの仕様などを定義していきます。
CMSとは管理画面からホームページを編集できる機能ですが、様々な機能実装が可能ですし、逆に制約もありますので、疑問点などにもお答えしながら実際の運用を見据えた仕様を提案いたします。
各ページの具体的なコンテンツについては、ここでは仮決めとし、具体的にはワイヤー制作のフェーズで確定します。