構造検討
コーポレートサイトで各ページを設計する際に弊社では必ず「このページの役割は何か?」を意識します。
各ページの役割を定義することで必要なコンテンツが何かが見えてきます。
これは競合サイトをチェックするだけでなく、お客様からのヒアリングによって見えてくることも多々あります。例えば、営業の方が普段いつもエンドユーザーに言われることがページ構成のヒントになることもあります。
またWebサイト全体の構造設計はSEOにも影響しますので、大変重要なフェーズだと言えます。
コンテンツ検討
ターゲットとなるユーザーに問い合わせをしてもらうために(問い合わせしてもらうことが目的の場合)、各ページの中にどのようなコンテンツを配置するかを検討します。
ここではいくつかのポイントがあり、「問い合わせへの動機づけ」や「問い合わせのハードルを下げる」ために何ができるかを考えていきます。
逆に不要な問い合わせをカットするために、ハードルを上げる、という施策をとることもありますが、この辺はホームページ制作をする目的によって変わってきます。
利用シーンやデバイス別の想定
ターゲットがどのような状況でホームページを利用するかはこの段階で考えておかなければなりません。
スマートフォンからアクセスした場合に優先的に見せるべき情報とデスクトップからアクセスした場合のそれは異なることもあります。
そもそもスマートフォンはデスクトップほど一覧性がないので、デスクトップ同等のボリュームを一気に見せることができなかったり、また、移動中にスマートフォンで閲覧することを想定した場合は短い時間でさくっと見せる必要があったり、急ぎでの利用シーンがメイン(例えばお葬式など)の場合はすぐに電話をかけられることが重要であったりと、シーンによって設計は大きく変わります。
また、スマートフォンからの利用が多くなったといえど、業種によってはデスクトップからのアクセスもまだまだ多いこともよくあるなど、設計するにあたって利用シーンやデバイス別の想定は考えておく必要があります。