これはもしかすると個人企業家向けの記事かもしれない。
ブログを書き続けることの有用性は分かっていてもそれを継続することができない人が非常に多い。企業内でWeb担当としてブログを書くことを命じられている人はその使命感からなんとか継続して書き上げるだろうが、個人起業家のように忙しい上に、中々すぐに成果の出ないブログに嫌気がさす人は多いようだ。
これでは時間的リソースの無駄遣いだ。やると決めたならしっかりと継続してやっていきたいものだ。
では継続してブログを書くにはどうしたらよいのだろうか。
まずはブログを書く目的がブレないようにここで共有しておきたい。それは集客をするためであろう。
集客するためのブログの書き方は、ググればたくさん出てくるので詳しい内容はそちらに譲るが、簡単に以下にまとめた。
・検索キーワードの選定
・クリックされるタイトルの検討
・読まれるための記事の構成を検討
・ブログの執筆
・メタタグなどSEO対策
・(必要に応じて)記事の更新
要するにニーズのある検索キーワードを特定し、そのキーワードで検索してきたユーザーにささるタイトル・構成を検討し、ブログを執筆、最後にメタタグなどのSEO対策をしようという流れだ。
記事の更新は、必要に応じてだが、情報の追加や修正をしていこう。更新作業もSEOでは有効である。筆者も実際にやっている中でそのように感じている(ここに関しては定性的な観点だが)。
やることは分かっていても、こういったブログの作成手順一つ一つを丁寧にやっていくと中々面倒で骨が折れる。
ブログが続かない理由はなんだろうか?人それぞれ理由があるかもしれないが、ほとんどの理由はすぐに成果を感じられない割に面倒であることではないだろうか。
もちろんそういったことを平気な顔してできる人もいる。でもできない人に気合でやれといってもできないものはできない。
それは、性に合っていないのだろう。
それを言っちゃおしまいよ、、と言われそうだが、ブログだけではないが性に合わないことは継続できないのだ。気合で1ヶ月は頑張れても3ヶ月は無理だったりする。あくまでも自分の性に合ったやり方を選択することが継続への道だろう。
ブログを書く上で性に合ったやり方とはなんだろうか。ブログが継続できない理由を面倒だからということを前提に以下のようなことが考えられる。
ネタを考えるのが面倒でモチベーションがさがることはよくあるだろう。しかし、自然とネタが思い浮かんだとき、「よし書こう!」という衝動に駆られるものだ。ネタ探しはするが、15分たってもネタがでなければやめて他の仕事をするなどするとよい。また、ネタ探しなど移動中にでもできることは移動中にやると効率的で時間を無駄にすることはないだろう。
大きなメディアを運営しているのであればあまりおすすめできないが、まだ立ち上げたばかりの小さなブログであれば、記事更新を前提にまずはクオリティ7割で公開することも考えたい。
(*クオリティ7割というのはテキトウな文章を指すのではない。あくまでも良質な記事であることが前提。)
1記事1記事に時間がかかると立ち上げ初期はかなり負担が大きく(特に個人でやっている場合)、継続のモチベーションが意地できない。スピーディーにどんどん公開していこう。
それにまだドメインが育っておらずアクセスもほとんどない時点においては、とにかく記事をたくさん書くことがドメインを育てるための良策といえるからだ。
そして、記事はあとでしっかりと更新する。先述したが、この更新というのはSEO対策としても効果的だ。記事を更新することはGoogleに評価される。それに7割のままでは、星の数ほどあるネット上の記事の中に淘汰される。
ドメインパワーが低い状態では公開してからすぐに検索で上位にかかることはないことも考えると、7割でもいいのでとにかくスピーディーに記事を公開していき、ドメインパワーを育て、どこかのタイミングで一気に更新作業をかけて10割に近づけるのが、ブログ継続のモチベーション維持とSEO対策の両面でよいだろう。
スマホでもブログの骨組みを書くことぐらいはできる。筆者は忙しいときは、電車での移動中をブログを作成する時間と決めて、移動中にブログの骨組みを書いてしまうことも多い。もちろんあとでPCでリライトするのだが。
(他にも個人的にブログを書いているが)少なくとも筆者は机に向かってずっとブログを書き続けることはできない。場所を変えたり、移動時間を使ったり、時間帯を変えたりして、上手く自分のバイオリズムの中で一番ブログをスムーズに書けそうなポイントを見つける努力をしている。
ブログは正しい方法で書くことはもちろん、継続しないと意味がない。ブログを継続して書ける人とそうでない人は本当に綺麗にわかれている。
まずは継続してブログを書く週間がつくまで、自分の性に合った書き方をしていくことも考えたい。とにかく書き続けることが大事だ。