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理想のお客様を選ぶ

お客様に選ばれる前に「理想のお客様を選ぶ」ということを考えたことがあるだろうか。あなたの会社にとって理想の顧客像があるはずだ。
 
どんなお客様(以降、客)に対して向き合っているときが一番楽しく、心の底からその人のためにいいものを提供しようと思えるだろうか。大勢の色んな客があなたの会社に問合せをしてくるのも嬉しいかもしれないが、理想の客が問合せをしてきてくれた方がよいのではないだろうか。
 
理想の客と出会うことによって仕事が楽しくなるし、それによって継続的によいものが提供できるようになる。その結果サービスの質がどんどんあがっていくだろう。そしてそれがまた理想の客との出会いを生む
 
理想の顧客像を決め、そこに全力でアプローチをかけることは、このような良いサイクルの始まりである。
 
理想の顧客像を決め、そこにアプローチするまでにはどんなプロセスがあるかみていこう。
 
 

1.一番売りたいものは何か

理想の顧客像を決める際、あなたの会社が一番売りたいものをまずあげよう。いくつか商品・サービスがある中で一番自信があるものや将来性があるものなど、選定基準は様々であるが一番売りたいものをあげる。
 
一番売りたいものを選定する際に、今現在どれが一番売れているかは参考にはなるが決定打にはならない。今売れているからという理由でそれを選ぶのではなく、企業としてよりよい経済活動ができる商品・サービスを選定しよう。
 
一番売りたいものは決まっただろうか?
 
 

2.一番売りたい人はどんな人か?

売りたいものが決まったら、過去にその商品・サービスを売った中で一番理想的だった顧客は誰だっただろうか?そしてそれはなぜ理想的だったのだろうか?
 
仕事をしていて楽しかった?スムーズに効率よく仕事がまわせた?単価が高かった?
 
その顧客の顔を思い浮かべ、理想的であった理由を明確にしよう。あなたはなぜその人にまた売りたいと思ったのだろうか。その顧客のような人が大勢あなたに会社に問合せをしてきたらどれだけ嬉しいだろうか、想像してみよう。
 
一番売りたい人は決まっただろうか?
 
 

3.理想の客にアプローチする

理想の客を選ぶというのは、一番売りたい人に的を絞ってアプローチすることで、問合せしてくる客の質を全体的に理想的なものにすることをいう。
 
一番売りたい人にアプローチするために、ターゲットがどんな行動をするか深く考えていこう。
 
簡単な例として、一番売りたい人(企業)が資本金1億円以上の大きな会社でブランディングに力を入れている企業だったとしよう。そこに対してあなたはブランディングのためのパッケージ商品を300万円で販売したいと考えている。
 
そんなあなたがとるべき行動は商工会議所でのセミナーではないだろう。商工会議所のセミナーは格安のセミナーが多い。そのくらいの資本がある企業ならもっと格式高そうなセミナープログラムを好むのではないだろうか。
 
もっと突き詰めることもできる。そういった理想の販売先企業の担当者はどんな人物か、その性質も特定できればさらにアプローチの精度が高まる。
 
そして、理想の客の行動を深く考えると、今のアプローチの間違っていればそれに気づくことができる。そうしたら、広告の出稿の仕方からWebサイトの見せ方から、営業の仕方から何から何まで変わってくる可能性があるだろう。
 
 

4.まとめ

理想の客を選ぶというと一見傲慢にも聞こえるが実際はその真逆で、より高いレベルで相手目線になることができる。理想の客を選び、選ばれ、仕事のモチベーションをあげ、さらに質の高い商品・サービスを提供し、理想の客を選び続けるという良いサイクルを生もう。