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クレディセゾンの東池袋52に学ぶ、自社人材を使ったブランディング

ブランディングとしてスタッフそれぞれが個人的にメディアを持ち露出することも増えたきたのではないだろうか。スタッフブログもそうであるが、企業のWebサイトから個人のfacebookやtwitterにリンクを貼るなどよく見る光景だ。
 
特に個人起業家はSNSを使ってセルフブランディングに力をいれることで見事な集客をしている人が多くいる。個人起業家でなくても企業の中の特定の人をブランディングすることで、その特定の人=企業の顔、のような構図が出来上がっている企業もある。アパホテルの社長がいい例だろう。アパホテルの場合は社長だが、社員をうまくブランディングしている企業は(特にIT系において)増えてきている。
 
facebookが広まるまではこんなにも個人がネット上で露出することはなかったのだが、状況は変わった。企業としても露出する人と裏側に回る人とで人材を使い分けているような印象を受ける。
 
ところで、ここ数日ネットで話題になっている「東池袋52」というグループをご存知だろうか?(本記事の執筆は2017年5月22日)
 
東池袋52公式サイトから東池袋52についての説明を抜粋する。

東京・東池袋 サンシャイン60の52階に本社を置く株式会社クレディセゾンおよび関係会社全社員の中から選ばれた24名の女性メンバーによって結成された「東池袋52」。
今、セゾンのプライドとホスピタリティとともに、(勝手に)アンサーソング「わたしセゾン」でデビュー!

出典:東池袋52公式サイト – セゾンカード
 

 
 
あくまでも普段はクレディセゾンの社員であり、メディア露出に慣れた人材でもなくむしろ素人なのだが、うまくプロデュースされている。
 
何が言いたいかというと、広告塔として芸能人を使ったりするのではなく、一般人でもプロデュースが間違っていなければここまで訴求度の高いものがつくれるということだ。
 
よく考えてみれば不思議なことではない。芸能人だって最初は無名だ。キャラクターを決め、露出を増やしていくことで気に入られれば認知度が高まり、広告塔として起用されるまでに成長する。
 
企業は昔から、マスコットを使ったブランディングは取り組んでいただろう。それがネット社会の中で個人の発信力が強くなっていくにつれて、一般の個人にもスポットがあたりやすくなり、芸能人のように継続的に露出していくことでブランディングすることが可能になったということではないだろうか。