ターゲットがどのような状況でコーポレートサイトを利用するかはUI設計時に考えておかなければなりません。スマホからアクセスした場合に優先的に見せるべき情報とPCからアクセスした場合のそれは異なります。そもそもスマホはPCほど一覧性がないので、PC同等のボリュームを一気に見せることができません。
また、移動中にスマホで閲覧することを想定した場合は短い時間でさくっと見せる必要があったり、急ぎでの利用シーンがメイン(例えばお葬式など)の場合はすぐに電話をかけられることが重要であったりと、シーンによって設計は大きく変わります。
ターゲットの属性によって細い部分を含めUIを調整していく必要があります。年輩向けのコーポレートサイトではフォントサイズを見やすく大きめに設定するなどがわかりやすい例です。また、クリエイティブ系のサイトなどでは、マウスオーバーした際にボタンが動くなどクリエイティブ要素を細かく設計していくことも効果的です。